<<平成21年度活動総括>>
優良放送番組推進会議は2009年4月に正式発足し、以後、毎月1回、会員企業の社員へのアンケート調査で、番組の内容を5段階で評価してきました。それはビデオリサーチ社による視聴率調査とは大きく異なる結果となりました。
この調査内容はマスメディアでも取り上げられ、2009年6月13日の朝日新聞朝刊では、当会議が4月に行った報道番組の調査について、『調査で1位だったのは「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)。調査と同じ4月初めの視聴率は3~5%台で、同じ時間帯の「NEWS ZERO」(日本テレビ系)の5~8%に及ばない。だが、ZEROは調査では9位に甘んじた。』『視聴率からかけ離れた結果は放送関係者に波紋を広げた』と報道されました。
当然、放送局も多大の関心を示し、TBSテレビでは、「世界ふしぎ発見」が8月のクイズ番組の調査で1位になったことに対し、「非常に励みになる」という番組プロデューサーのコメントが同社のホームページに掲載されました。報道番組やドキュメンタリー番組の調査で高い評価であったテレビ東京では、当会議の調査結果が社内報で大きく取り上げられるとともに、2009年12月の事業報告書にも「大変名誉なこと。広告主も視聴率だけでなく、番組の質を意識しはじめている」という社長のコメントが掲載されました。
2009年10月に民間放送連盟が主催した「第57回民間放送全国大会」のシンポジウムでは、月尾嘉男事務局長がパネリストとして招待されました。シンポジウムのタイトルは「テレビは如何に進化するか? 視聴者とテレビの未来を探る」で、月尾事務局長は視聴率と違う、番組の質を問う当会議の行っている調査結果の意義を語りました。
当会議の公式ホームページにも数多くの意見がメールで寄せられ、個人のブログや掲示板などでも、度々、当会議の調査結果が取り上げられ、世間の関心の高さも窺わせました。
当会議では、調査の継続性が重要と考え、これまでの方式で調査を続行していきますが、より多数の回答者によって結果の信頼性を向上させるため、会員企業の増加に努力をしていくつもりです。
また長期的には、一般の方々にも調査に参加していただける方法を検討し、現在以上に放送番組の質的向上に資することができることを目指していきます。
|